Redmineインストール その3 本体

はい。
Redmineインストール3回目です。

3回目ではRedmine本体をインストールします。
前準備がいらない方(既に環境がある方)は
今回の手順だけでRedmineが使えちゃうってわけですね。


まずはRedmineをダウンロードしましょう。
以下のURLからダウンロードできます。
http://rubyforge.org/frs/?group_id=1850
(現在の最新バージョンは0.7.0-RC1です)


ダウンロードしたzipを解凍します。
本来、どこの場所に解凍しても良いのですが
後々mongrelというWebサーバを使用するため、
わかりやすい名前にしておきます。


まず、Rails実行用のユーザを作成します。
以下の例では「rails」というユーザを作成します。
(既に存在する場合は手順をスキップして下さい)

useradd rails 
passwd rails 

先ほど解凍したRedmineをホームディレクトリに移動します。
今回の例では、Redmineのホームを「/home/rails/redmine」に設定しています。

mv 解凍したzip /home/rails/redmine 

それでは、Redmineの初期設定を行います。
以下の全ての操作は
railsユーザ」かつ「Redmineのホームディレクトリ」
で行ってください。

最初にデータベースの設定です。
config/database.ymlのproductionセクションを
以下のように変更します。
(socketは各々の環境に合わせて下さい)

production: 
adapter: mysql 
database: redmine 
username: mysqlユーザ名 
password: mysqlパスワード 
encoding: utf8 
socket: /var/lib/mysql/mysql.sock 

次にRedmineデータベースを作成します。

rake db:migrate RAILS_ENV="production" 

データベースが作成されたら
Redmineの初期設定(言語)を行います。

rake redmine:load_default_data RAILS_ENV="production" 
Select language: bg, cs, de, en, es, fr, he, it, ja, ko, nl, pl, pt, pt-br, ro, sr, sv, zh [en] ja 

これだけでRedmineの設定は終了です。
それではきちんと動くかどうかを確認しましょう。

Webrickを起動します。

ruby script/server -e production 

以下のURLにアクセスし、
Redmineホームが表示されたらインストールは成功しています。
http://localhost:3000/

次回は、Redmine自動起動の設定です。
mongrelというWebサーバを使用することになります。