GitHubクローンのGitLabを5分でインストールした

※2015/6/22 最新版の手順に更新


※2015/1/7 アップグレードについての記事を書きました
http://d.hatena.ne.jp/toritori0318/20150106/1420558625


※2014/5/24 補足記事書きました
http://d.hatena.ne.jp/toritori0318/20140524/1400955383

で、お決まりのパターンでOSSに流れて、
GitLabとかやってみたんだけど、むっちゃムズいのねあれ。
まともにインストールできん。

http://d.hatena.ne.jp/rela1470/20140520

「GitLab インストール」
ググるとたいていまともにインストールしようとしている記事が見つかって
なにこれ使うまで面倒すぎ!
ってなりますよね。かつての自分もそうでした。


しかし最近のGitLabはRPMが提供されているので
これを使うと超絶簡単にインストールすることができます。



公式インストールドキュメント

https://gitlab.com/gitlab-org/omnibus-gitlab/blob/master/README.md

素のAmazon Linuxにインストールしてみる

上記手順、ほぼそのままで進めてみます。

RPMダウンロード

ここからRPMダウンロードしましょう。
https://www.gitlab.com/downloads/

以下インストールコマンド

面倒なので一気に貼り付け。
(以下ubuntuバージョンです。他のディストリビューション手順も上記リンクから選択すると表示されます)

# 依存パッケージ
sudo apt-get install curl openssh-server ca-certificates postfix

# gitlab install
curl https://packages.gitlab.com/install/repositories/gitlab/gitlab-ce/script.deb.sh | sudo bash
sudo apt-get install gitlab-ce
# 反映
sudo gitlab-ctl reconfigure

# 確認
sudo gitlab-ctl status;

はい、インストール完了です。
http:/// にアクセスしてみましょう。

※初期ユーザ/パスワードはこちら

  • Username: root
  • Password: 5iveL!fe


bundlerやDBマイグレーションが実行されるので
元記事のように10秒とは行きませんが、
5分程度で何の問題も発生せずGitLabをインストール/実行することが出来ました。
アップグレードの際もドキュメントに手順が書いてあるので
特に詰まることなく進められると思います。
https://gitlab.com/gitlab-org/omnibus-gitlab/blob/master/doc/update.md

GitLabの良いと思うところ

GitHubクローン」というところを強調されがちですが、
実は「Gistクローン(Snippets)」もついてくるので
社内Gistが欲しいときにも有用だと思います。
また、APIの豊富さHookの種類Redmine連携のしやすさ といった点もよいですね。
開発がとても活発なのもプラスポイントです*1

注意点

Nginx/PostgreSQL/Redisなどもインストールされるので、
元々環境があるときには
競合しないように素の環境にインストールするのが良いと思います。*2
Dockerなどに構築するのも良いですね。

まとめ

GitLabを簡単にインストールする方法を紹介しました。
かわいそうなのでもう
GitLabのインストールは苦行
とか言わないであげて下さい><
この記事が検索でGoogleトップにくるといいなぁ…(むりぽ)


※2014/7/5 いつの間にかGoogleトップ来てました!みなさまありがとうございます!

*1:毎月下旬、必ずバージョンアップしている

*2:補足記事にも追記しました http://d.hatena.ne.jp/toritori0318/20140524/1400955383