estimate_timelogの0.1.0を公開しました。

結構大きな変更があったのでマイナー番号を上げました。
バグも多くつぶしたので、このバージョンに上げた方がよいです。

0.1.0の変更点(主要なもののみ)

インストール

ダウンロードしたtar内にある
redmine_estimate_timelog
フォルダをvender/pluginに設置してredmineを再起動。

集計ベースの「実績ベース」「予定ベース」の補足

詳しい説明はREADMEにもありますが、
結構大きな変更なのでこちらでも補足します。

  • 予定ベース
    • 予定ベースの場合「チケットの担当者」がメンバーになる。
    • また絞り込み日付は「チケットの開始日」になる。
  • 実績ベース
    • 実績ベースの場合「時間トラッキングの担当者」がメンバーになる。
    • また絞り込み日付は「時間トラッキングの記録日」になる。

今までの仕様だと、あくまで「予定ベース」のため、
予定を入れていないチケットの実績が集計されない
ということになってました。
そのため「実績出したいのに集計値から抜けてしまう」ということが発生します。


これはあまりよろしくないため、
単純に「実績と予定を並べる」機能として実績ベースを追加しました。


これで、デフォルトの経過時間レポートに予定時間をくっつけたレポートができるはずです。

ロードマップ+問題点

予定ベースでの日付絞り込み

現在は、予定ベースでの絞り込み時に「開始日」で見ているため、
「開始日〜終了日の間」に検索したものがhitしない場合があります。
(ex)とあるチケットの開始終了日が2009/11/20-2009/11/30で、
  検索で日付指定した開始終了日が2009/11/25-2009/12/10の場合。
   この場合、検索日付がチケットの開始日にかぶっていないため
   予定時間が集計されない。


これを「「開始日」「終了日」が指定した範囲内に含まれているかどうか」
にしようかと考えてます。
標準sqlだけでやろうと考えたのですが、まだ思いつかない。*1

複数月にまたがるときの仕様

デフォルトの仕様でやっているので、複数月にまたがる場合は
横に2列になっちゃいますよね。
この仕様だといろいろ問題がありまして、例えば予定が複数月にまたがっている場合にうまく集計されないし、
そもそも月単位ではなくて選択範囲の集計にしたいときはわかりづらい。
なので、どんな検索条件の場合でも
1列にまとめて集計した方がわかりやすいかなと思いました。

予定実績をマージした結果を出力

これは当初考えていた仕様なのですが、
結構難しかったので後回しにしています。
本当はこれが出来れば一番いいんですけどね。
すぐには対応できなさそう

チケット単位にしたとき「進捗率」「開始日」「終了日」などを付与

これは今月レポート提出したときに言われたので。

集計によっては問題が出るパターンがある

たとえば、一つのチケットに対して複数の実績を登録し、
かつ複数の活動を設定している場合、
チケット単位レポートにすると「予定」の行も複数に分かれてしまうため、
トータルの予定合計が意図しないものになってしまいます。
これを対応するのは結構骨が折れるので、
策としては、集計単位をある程度固定しちゃうとかしかないですね。
まあこれの優先度は低め。

レポートテンプレートを好きなように設定できるようにとか

今回のバージョンでは
「メンバー」「活動」「チケット」
のテンプレートを固定にしていますが*2
これを自分の好きなように設定できるといいですね。
でもやろうとするとテーブルの新規作成が必要かな…

デモ

ここに反映してます。*3
http://toritori0318.sakura.ne.jp/redmine/


…とここまで書いて気づきましたが、
上記ロードマップもこれで管理しちゃえばいいかw

雑記

やっぱりredmineで予実管理は微妙かなぁ…と思いはじめている。
てか実績のレイアウトをそのまま使っているのが駄目な気がする。
予実管理用に作った方がいいんだろうが、
そんな時間が(ry

*1:sql脳も錆びついたかな…

*2:うちの会社で提出しているレイアウトです

*3:たまに落ちてますが